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東京ゲームショウ2023に行って来た感想

東京ゲームショウ2023に行って来ました!!

規制解除された影響か、人の数が去年と比べ物にならないほど増えていて、入場前から大変だった。涼しかったのが救い。インディー中心に試遊してきたので感想をまとめたいと思います。

 

PLAYISM 『電気街の喫茶店

大阪日本橋メイド喫茶が舞台。最初の部分が体験でき2人の女の子が登場した。オーソドックスな横スクADVで選択肢とちょっとした謎解きで進んでいくスタイル。スチルがチェキ風で良い。可愛らしいドット絵とコロコロ変わる女の子の表情、ローカライズも基本しっかりしていて好感触。街のディテールも細かい。

ノベルティメイドさんのチェキと缶バッジ。一番気になっていたゲームオタクギャルのバッジが貰えて嬉しい。

 

ブシロード 『リアセカイ』

はしもとよしふみ氏プロデュースの新作アクションRPG。町の中と最初のダンジョンを体験。ボス討伐後少しだけ現実パートも体験できた。素直なアクションRPGで遊びやすい。今回ビルドは弄れなかったものの、弓や技の組み合わせでアクションが結構変わりそう。必殺技がバンバン打てたのも爽快感に一役買っている。町や住人のグラフィックも可愛らしい。現実とファンタジー2つの世界がどう関わっていくのか非常に楽しみ。

試遊後はコースターと小冊子が貰えた。

 

ケムコ 『METRO QUESTER』

発売済みの2DのダンジョンハクスラRPG。誰かがプレイしていた続きから遊ぶ形になったけど、システムがシンプルだから大丈夫だった。初めに仲間に最大3回、コストに収まる行動を支持し、バトルが進む。ヘイトコントロールが重要で、バトル後全回復する代わりに難易度は高めな印象。強敵相手だと歯が立たずさっくりやられる。燃料や食料などの概念もある。

ブースではステッカーとガチャガチャで『アルファディア』の缶バッジが貰えた。

 

テヨンジャパン 『THE INVINCIBLE』

ポーランドの名作SF小説のゲーム化作品。一人称の3D探索ADVで生物学者である主人公が砂漠の惑星の調査を行う、というもの。様々な機器を使いつつ、気になるものをメモしたり仲間と通話したりして探索を進める。謎のロボットがいたり機械植物が存在していたりと不思議な世界観が美麗なグラフィックで表現されていた。不親切な部分はありつつ世界観に浸れる一作だと思う。時間制限がなかったため、長く遊べてしまい少し不安になった。

 

ヨカゼ 『狐ト蛙の旅』

イラストがそのままゲームになったようなグラフィックが特徴の、和風3Dアドベンチャー。祠に灯りをつけて道を切り開き探索するパートと、鬼から逃げるパートがある。鬼に捕まるとゲームオーバーになるが直前に戻ってやり直すことができた。主人公のキツネとカエルのやり取りがコミカル。幻想的で温かみのある雰囲気は唯一無二で、じっくり堪能したい気持ちになった。

ヨカゼではオーロラ缶バッジとOUのポスカが貰えた。このオーロラ缶バッジがとにかく綺麗で朝焼けのような夕焼けのような、ヨカゼらしさがあると思った。ブースを案内してくれた方が『OU』『From_.』『World for Two』の音楽担当の椎葉大翼さんで、OUがとても良かったことを直接伝えられたのが本当に嬉しかった。

 

room6 『和階堂真の事件簿 TRILOGY DELUXE』

スマホで展開していた3作品に新規エピソードを追加して、SwitchとSteamにて販売される推理アドベンチャー。「処刑人の楔」の推理パートまで遊ぶことができた。シンプルなドット絵ながらも死体の表現などが凝っていて印象的。推理パートも順を追って展開されるから納得感があって面白かった。1つのエピソードが1時間程度でクリア可能となっているそうで、短編小説を読んでいるようなプレイ感覚が味わえるらしい。

room6では和階堂のカードとスマホの放置RPG『ローグウィズデッド』の豪華アートブックが貰えた。

 

HYPERREAL 『青十字病院 東京都支部 怪異解剖部署』

都市伝説がテーマのホラーノベルADV。怪異を観察し、解剖することで立ち向かっていく。キャラクターたちが非常に個性豊かで会話のノリもコミカルで楽しい。コミカルの中にも重い過去などのシリアスも描かれていた。実際に怪異にマウスでメスを入れ、解剖するパートもあり、ただのノベルADVにとどまらない斬新さがある。この解剖パートは中々難しく、体験では少し手こずったのだが、現在調整中とのこと。体験プレイ後感想を伝えることができたのと、「作者の中で男性ヒロイン化が進んでいる」という話が聞けたのが良かった。HYPERREALでは各タイトルのカードやステッカーが貰えた。

 

講談社ゲームクリエイターズラボ 『IGNISTONE』

マウスで遊ぶローグライクアクション。操作がシンプルな分ジャストガードが重要になっている。ゲーム的なリターンだけでなく、演出も気持ちがいいからつい狙いたくなる。戦闘前に敵の解説を読めるのも親切で良い。世界観や見た目も可愛らしく楽しい気持ちで遊ぶことができた。

ストーリーも含めた10分版とゲームプレイに特化した5分版があり、手元に操作説明があって丁寧。体験版としての満足度も高かったな。プレイ後はIGNISTONEのクリアファイルを貰った。本編同様カラフルで可愛い。

 

アソビズム 『LIVE HARD DIE HARD』

バトルと医療がテーマのストラテジー。上画面にバトルの様子、下画面に治療室の様子が映され指揮官として「砲撃」「治療」「解剖」を行う。隊員たちは勝手に戦ってくれるが、それでも非常に忙しいゲームプレイとなっている。プレイ中はよく分かっていなかったのだが、解剖ポイントが貯まると永久バフが貰え、戦闘が有利になっていく。最初は忙しさでよく分からなかった部分も多かったため、もう一度理解した上で遊んでみたい。試遊後缶バッジが貰えた。

 

『HARMA』

モノクロなドット絵のローグライクデッキ構築型ゲーム。時間経過で攻撃してくる敵を様々なカードで攻撃していく。ターン制ではないため、咄嗟の判断が重要になってくる。戦闘後カード1枚を、コストを下げるか効果を強くすることが可能。カード使用の判定が難しかったり、カードの判別が難しかったりしたが、ドット絵と重厚な音楽によるダークファンタジーな世界観は印象的で良かった。やられるギリギリの所で高いコストの大技で敵を倒せた時は気持ちよかった。

試遊特典としてポストカードとうちわが貰えた。

 

GRAVITY GAME ARISE 『東京サイコデミック 公安調査庁特別自称科学情報分析室 特殊操作事件簿』

実写と2Dのグラフィックの組み合わせが特徴の、リアル科学捜査シミュレーションゲーム。実写の防犯カメラや写真などから、怪しい人物や物品などを確認し、仲間と協力して未解決事件を調査していく。映像から事件の証拠になりそうなものを調査する過程は、実写を使用していることもあって、リアリティのあるゲームパートだった。パンデミック後の世界という、現実とのリンクを思わせるこの設定が本編にどのような影響があるのか、非常に気になった。

試遊後ゲームのイラストが描かれたカードとミニタオルが貰えた。

 

今回試遊で貰ったノベルティです。

他のブースでもチラシやパンフレット・うちわなどをたんまり貰ってきた。

 

バンナムの『SAND LAND』のベルゼブブと戦車の展示、コエテク『Fate/Samurai Remnant』の等身大宮本武蔵フィギュア、セガ/アトラス、スクエニの豪華な展示、超盛り上がっているレベルファイブのライブなど圧巻で凄かった。イザナギゲームズの『Dark Auction ヒトラーの遺産』も映像出展のみとはいえ、キャラのパネルがずらっと並んでいて良かったな。

 

今回は計画を立てたおかげで、行きたかったブースほぼ全て行くことが出来ました。足も去年ほど疲れなかったし事前準備大事。ガバガバ計画で昼食べ損ねたり大手のパンフレットが無くなったりしたけども、たくさん試遊できて大満足。そしてなによりも、直接制作者にゲームの感想や期待を伝えられるのが、リアルイベントの醍醐味だと思った。

本当に行って良かった!!