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SteamNextフェスで遊んだ体験版の感想

10月10日から16日まで、オンラインイベントのSteamNextフェスが開催されました。一部参加タイトルの体験版を遊んだので感想を書いていきます。

 

『Paper Trail』2024年 

Steam:Paper Trail

絵本のようなイラストが特徴のパズルアドベンチャー

紙で出来たステージを折り紙のように折り曲げて、表と裏のイラストを繋げて謎を解き、先に進む。像をスライドして移動させる要素もあった。

難易度は程よく緩やかな上がり方で、チュートリアルも丁寧。収集要素の星マークも、もうひと捻りすれば取れそうな感じがさり気なくて良かった。

翻訳の質は高い印象。

一つだけ言うとするなら、折った部分を一瞬で戻したり初期状態に直す機能が欲しかったかな。

 

『潜入』

Concealed on Steam

中国の漫画シリーズを原作とした、高校が舞台のホラービジュアルノベルゲーム。

ビジュアルも白黒だったり、イベントシーンがコマ割りで表現されたりと漫画らしさがある。絵柄はややリアル寄りで人を選ぶかも。登場キャラクターが多く、主人公含め個性的。主人公が割といい性格をしている。

未解決の連続女子学生失踪事件をきっかけに展開していく物語は、その恐怖を煽るような演出も含め、惹かれるものがあった。

ただ機械翻訳なのか、意味は理解できるものの日本語が怪しい。他にもじっくり見たいキャラクターのプロフィールが飛ばされたり(この辺は設定によるものかもしれない)、バックログが無かったりと、やや不親切な部分も目立った。あくまでも製作途中であるため、ここからブラッシュアップされるのを期待したい。

 

『AiLuRi』

Ailuri on Steam

可愛らしいレッサーパンダが主人公の横スクロールアクション。章の合間に手描きアニメーションがあり、ステージ背景も凝っている。自分がアクション苦手ということもあるが、可愛らしい見た目とは裏腹に難易度は高めに感じた。

ステージギミックも多彩。初めから全てのアクションが使えて、体験版の範囲でもアクションの応用が求められた。ステージには中ボスや、隠し・コンプリート要素もあり。探索のしがいがありそう。

使用するボタンが多く、キーボードだと操作しにくい。通常攻撃のリーチが短い他、配置がややシビアだったり、チェックポイントがこまめにはないことも見た目以上の難しさの要因になっていると思う。

日本語対応はしていないが、本編で文章がほとんど出てこないため問題なさそう。

 

 

以上!

この中だと『Paper Trail』が丁寧な作りで面白かったかな。『潜入』は翻訳さえ良ければ……って感じなんだけど、それでもしっかり怖くなれたのは好印象。『AiLuRi』は途中までキーボードでプレイしたから本当に苦戦した。ある意味一番記憶に残ったかも。

どれも体験版だけで1時間近くかそれ以上遊べる。特に『AiLuRi』はボリュームが多かったな。今回プレイした作品以外も、知らないタイトルを知る機会になって良かった。