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ゲームの話をする場所

ゲームの話をします

ブログ開設1周年

本ブログ『ゲームの話をする場所』が1周年となりました。ありがとうございます。

今回は1年間に書いた記事の振り返りと、今後について話していきます。

 

 

各記事振り返り

自己紹介を除いて今まで書いた記事は、レビュー4本(内体験版感想1つ)、イベント・ニュース4本、近況報告4本の計12本。何だかんだバランスがいい。

 

ゲームショウレポート

記念すべき初記事、ゲームショウの感想レポート。もっと書きたかった気もするが、OUのことしっかり書けたからそこそこ満足している。

 

ハーヴェステラ体験版感想

体験版の感想。たしか慣れてなくて記事作成の機能使いこなせてなかった。

 

ハーヴェステラレビュー

記事の中では一番読んでもらえたと思う。レビュー出すまで随分かかってしまったけど、実際に書いてみて気付くことって多いね。

 

パラノマサイトレビュー

書き上げた当時はもっと上手く書けたかなと思っていたけど、今見ると悪くないなと感じている。文章だけでなく、プレイ中のスクショにも気を配ろうと思った。

 

ワンダフルライフレビュー

少しだけ慣れてきたかも。リメイクやリマスター作品はオリジナル版をやっていないと伝えるのが難しい! やっていても変更点とか伝えなきゃいけない要素が多いのは変わらないのだけどね。

 

ニンダイ記事

待っていた情報! 意外な新作!! ダイレクト終了後配信!!!!『Nintendo Direct 2023.2.9』感想 - ゲームの話をする場所

27年ぶりのリメイクに2D完全新作、マリオの勢いが凄い!!『Nintendo Direct 2023.6.21』感想 - ゲームの話をする場所

 

INDIE Live Expo

『INDIE Live Expo 2023』の個人的に気になったタイトル - ゲームの話をする場所

 

近況報告

2022年に遊んだゲームの振り返り - ゲームの話をする場所

ゲームの近況報告 2023/3/5 - ゲームの話をする場所

ゲームの近況報告 2023/5/14 - ゲームの話をする場所

ゲームの近況報告 2023/7/29 - ゲームの話をする場所

 

ニンダイ記事は話題性の割にあまり見てもらえてない気がするが、1つ目は早く描き上げることが出来たし、何より楽しかったからこれからも続けていく。同時視聴の反応動画の方が人気かもしれないけど、こういうニンダイ感想記事好きなんだよね。

インディーライブエキスポは、今見ても全然タイトル絞れてなくて笑う。ところどころ動画も使えたし、色々調べながら書いたこともあって個人的には気に入っている記事。

2022年振り返り+3回の近況報告。年末振り返りはともかく近況報告はもっとサッとしたものにしたい。期間が空くから長くなりがち。

 

今後について

直近の予定

世界樹レビュー・ピコンティアレビュー・なつもんレビュー

ゲームショウレポート

レビューが溜まっている……!!

世界樹は近いうちに。ピコンティアも少しずつ書き始めているから今月中には。なつもんは想定より早くクリアしたもんだから、レビュー自体は9月になるかも。

ゲームショウは今年も現地に行ってレポート書きます。去年より混むだろうなあ。

 

いつかやりたい事

●テーマ別おすすめゲーム紹介

●シリーズ紹介

レトロゲーム・前世代のゲームの感想

テーマ別やシリーズ紹介はずっと考えていて、シリーズ全てプレイ済みは中々ないのだがいつかできたらいいなと。

時々3DSとか現行ハードじゃないゲームもやることがあってその感想も書けたらなと考えている。ブログのためにゲームをやるつもりはないけど、プレイしたからには何か感想言いたい。あくまで余裕がある時になると思う。

 

●ニュース枠

近況報告と最近のゲームニュースは、別枠にした方が読みやすいし探しやすいのではないか、と思うようになってきた。特に近況報告の期間が空くと情報が古くなる問題もあるからね。ただニュースブログではないから全部記事にはしないし、細々としたものは今まで通りになると思う。

 

●宣伝について

●ブログのアイコンキャラを作りたい

もっとブログを盛り上げるために、宣伝とかやっていくべきなんだろうなーと思いつつ、インターネット人見知りのせいで他の方の拡散に頼っている。ありがとうございます。まず宣伝以前に記事数(レビュー数)を増やしていくことが変わらず重要で、そのためには楽しくやるのが一番なので地道に続けていきます。

それとプロフィールのアイコン部分が寂しいから、何かこのブログのキャラクターを考えたい。

 

このブログでゲームの話をして、こんなに面白そうなゲームがあるんだ、こんなにゲームを楽しんでいる人がいるんだってことを伝えられるように、少しずつ頑張っていきます。これからもよろしくお願いします。

ゲームの近況報告 2023/7/29

恒例の近況報告です。

 

最近遊んだ・今遊んでいるゲーム

世界樹の迷宮ⅠHDリマスター

つい先日クリアした初代世界樹リマスター。何回か全滅しつつEXTRAで駆け抜けることが出来て満足。基本は当時の仕様そのままでも名作はやっぱり面白かった。コントローラーでの地図書きも慣れれば快適。

 

・ピコンティア

終盤に入ったかなという所まで進んだ。誘導が非常に丁寧で、プレイしていて常に目標立てられるのが親切で良い。レトロっぽい見た目でも遊びやすさは現代的だね。牧場ゲームというよりはアドベンチャーゲームの側面が強めかも。

 

ハコボーイ!もうひとハコ

世界樹の合間にクリア。1プレイが短いとついつい遊んでしまう。前作よりも難易度が上がって序盤でも悩む箇所が増えた。前作同様コンパクトな良さがある。

 

ポケモンスリープ

楽しんでいます。スマホすごい熱くなるけど(低画質・30fpsで大分マシに)。おかげで睡眠が安定するようになったし、朝もスッと起きられるようになった。ゲームのちからってすげー! これとリングフィットで健康を目指すから、あとはHAL研カービィで食事管理アプリを出してくれれば完璧である。

 

7月8月の気になるゲーム

7/27 流行り神1・2・3パック

7/28 なつもん! 20世紀の夏休み

8/1   ファミレスを享受せよ

8/18 Bomb Rush Cyberfunk

8/25 ARMORED CORE VI | アーマード・コア6

8/29 Under The Waves

8/30 Sea of Stars

8/31 OU

 

もう7月終わるというか、何なら流行り神となつもんの発売過ぎているけど7月と8月の気になるタイトルです。

それはもう楽しみにしていたOUの発売がついに来るってことでね、ただただ楽しみだなあ。なつもんは、綾部さんのゲームということで、ぼくなつ2を少しやった程度だが、気になったので購入。OUの前にセパスチャンネルやっておきたいし、少し前から遊びたいやつもあるし、他タイトルは買うとしても先になりそうだ。

 

その他のゲームの話題

Xbox Games Showcase 2023

大作からインディーまでかなり気合いの入ったショーケースだった。アトラスの新作も凄そう。ゲームパス(未所持でも出来るらしいが)のこともあるしXbox気になるね。

Xbox Games Showcase 2023 と Starfield Direct で発表された全ての情報を公開 - Xbox Wire Japan

 

ダイの大冒険 インフィニティストラッシュ

発売日が9月28日に決定。デジタルデラックス版買います。演出とかゲーム内容にも力入っていそうで楽しみ。

【インフィニティ ストラッシュ ドラゴンクエスト ダイの大冒険】発売日発表トレーラー - YouTube

 

・MARVELOUS GAME SHOWCASE 2023

ほとんどタイトルとコンセプトアートのみで、具体的なゲーム内容はほとんどなかったが、今後タイトルをバンバン展開していくという気概を感じた。牧物とルンファク2作ずつも作っているなんて驚き。この後のニンダイで影も形もなかったフレデリカが発表されてまた驚いた。

MARVELOUS GAME SHOWCASE 2023 - YouTube

 

・リアセカイ

ブシロードとHAKAMAの完全新規タイトル。発売日近いしフレデリカと被ってないか?と思ったが、情報を追ううちに全然違う内容だと感じた。ルンファクで培われたエッセンスをビシバシ感じる。

リアセカイ 公式サイト

 

・FLYHIGH EXPRESS 2023.07

今までの形式から変えて、コンパクトな新バージョンになった。発表済みタイトルの発売日や他機種展開のお知らせが中心ではあるものの、こうして情報をまとめてくれるのはありがたい。単純に見ているだけでも楽しいからね。文字遊戯の第零章がリリースされたので近日中に遊びたい。

FLYHIGH EXPRESS 2023.07 - YouTube

 

・トライアングルストラテジー 大型アップデート

1周年生放送で告知されていた大型アップデートがついに実装。発売から経ってもこうして盛り上げてくれるの嬉しいね。新規ストーリーとか無料でいいんですか!? オクトラⅡの世界出荷+DL本数100万本突破も大変めでたい。

 

・Wholesome Direct 2023.6.10

非暴力的で可愛いゲームが集まるショーケース。海外のショーケースだが日本語字幕もある。何より見ているだけでも癒される。ヨカゼナイトといい、同ジャンルとかテーマを絞ったゲームショーケースやイベントもっと流行って欲しいのだが、知らないだけであるのかな?(個人投稿だとちょくちょく見かける)

Wholesome Direct - Indie Game Showcase 6.10.2023 - YouTube

 

PlayStation Showcase 2023

大型タイトルも凄かったが、個人的にはインディー系のゲームに目が行った。2Dと3Dを行き来するアクションアドベンチャーの『The Plucky Squire』とか面白そう。全体的に満足だけど日本語配信欲しかったな。

PlayStation Showcase 2023 | [ENGLISH SUBTITLES] - YouTube

 

・メギド72 メギドの日

Twitterの不具合にぶち当たりながらもしっかりと盛り上がってくれて嬉しい。今年もアイコン変えていました。

・ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー

めちゃくちゃ面白かった。観ていてずっと楽しい映画。最初に任天堂の赤と白のロゴが出た時点で100点の気分になっていたけど予想以上に楽しかった。

 

E3が中止になった替わりに各メーカーがショーケースを行ったから、特に6月はゲーム情報が充実していた。次からショーケース系はニンダイ以外でも単体記事にしようかな。短い期間でたくさん発表されたらまとめて書いてもいいかも。

 

以上です。ブログの方も1周年に向けてギアを上げていきたい。

丁寧に鮮やかに描かれる画面の中のもうひとつの人生『牧場物語Welcome!ワンダフルライフ』レビュー

牧場物語Welcome!ワンダフルライフ

ジャンル:ほのぼの生活ゲーム
発売日:2023/01/26(PS5/Xbox X|Sは6/22、Steamは6/28)
発売元:マーベラス
対応ハード:Nintendo Switch/PlayStation 5/Xbox Series X|S/Steam
価格:5478円(税込)

※パッケージ版はNintendo Switchのみ

『牧場物語 Welcome!ワンダフルライフ』公式サイト

2003年にニンテンドーゲームキューブで発売された、『牧場物語 ワンダフルライフ』のフルリメイク作品。

ワンダフルライフは、今までにも、女の子主人公バージョンの『ワンダフルライフfor ガール』、オリジナル版にイベントなどを追加しPS2に移植した『Oh!ワンダフルライフ』が出ている。牧場物語シリーズは遊んだことがあるが、ワンダフルライフは初プレイ。

オリジナルの核となる面白さは残しつつ、現代でも快適に遊べるよう丁寧に調整された良リメイク。一風変わった牧場物語として、牧場で過ごす人生を描いたゲームとしてオススメです。

今回はSwitch版を遊びました。それでは、レビューいきます。

 

舞台は「わすれ谷」と呼ばれる山あいの小さな集落。スローライフに憧れる主人公は、父の友人タカクラに「牧場をやってみたい」と手紙を送り、移り住むことになる。という始まり。

このタカクラさんは牧場の敷地内に住んでいて、主人公に牧場のイロハを教えてくれる人。実質家族の一員。

他の牧場物語にあるような町の発展や、何か問題を解決するというのはない。ただただわすれ谷で動物たちや家族と共に牧場生活を送ることが目的。

 

基本的に畑で作物を育てたり、牛や鶏など動物の世話をして畜産物を取ったりしてお金を稼いだり、住人と交流していくのが主なゲームプレイ。流れはいつもの牧場物語と同じではあるが、今作最大の特徴によって、一味も二味も異なるゲーム体験になっている。

 

今作最大の特徴は、30年という長い月日を表現しているところ。近年のエンドレスに遊べる作品と違って(初期には3年などの期間制限のあるものもあったが)ワンダフルライフは全6章のゲームプレイでエンディングを迎える。ED後制限なしで遊べるモードもばっちりある。

30年といっても30年分プレイするのではなく、1年ごとに1章進む形式で、章の合間に数年経過し、青年→中年→老人期と変化が描写される。また、10日で1つの季節が移り変わるため、テンポ良く楽しめる。

 

牧場では、3種類の牛とヤギ・羊、鶏とアヒルそして馬を飼うことが出来る。今作ではオスも飼うことが可能。牛と羊は雌雄両方飼えば自然に妊娠し、鶏とアヒルは孵化させれば雛が産まれる「いきたたまご」が採れるようになる。また、牛とヤギは妊娠前にはミルクが採れなくなり、出産後はミルクの量が増える。ミルクの量は季節によっても(牛は種類でも)変動する仕様。

覚えることが多くて初めは戸惑うものの、小屋の出し入れは最初からベルで一気に出来るし、新しい道具を手に入れると格段に楽になる。

オリジナル版であった、寿命の概念や、牧場で産まれた動物は種付けしないと乳が絞れないシステムはなくなった。この変更は不満を持つ人もいるだろうけど、もし実装されていたら、他作品よりもややシビアな本作がもっとキツくなるだろうし、初めての人でも遊びやすくするためにも変更して良かったと個人的には思う。

牛だけはオリジナル版に近いリアルよりの見た目。これは変更されなくて良かったと思う。いつもの牛も可愛いんだけどね。

 

農業は通常作物が8種・果樹5種と少なく感じるが、品種改良システムのおかげで、最終的に他作品を凌駕する種類になっている。

品種改良とは、2つの農作物・果実同士(あるいは種)を掛け合わせ、新しい種を生み出すというもの。例えば、トマト+カブでトラディになる。さらに品種改良種同士を掛け合わせると珍種(珍樹)が出来上がる。

この品種改良がとても面白く、名前的にこの組み合わせかなとか、この2つまだ試していなかったなとか試行錯誤するのが楽しい。珍種(珍樹)は自分で名前を付けられるのも良い。組み合わせのヒントは住人の会話から入手出来る。ただ、名前で推測出来ない珍種はもう少しヒントがあっても良かったのではと思ってしまう。加えて品種改良はまれに失敗するので事前のセーブを勧めておく。

1月が10日しかないため、一度の失敗が大きく作物の収穫日数をよく考えなければならないのも今作の特徴。ゲーム内だと成長日数は大まかにしか書かれていないため、実際に植えてみて経過を観察し、自分の経験値を貯めていく手探り感は他作品にはない魅力がある。

 

住人との交流は、30年の大きな時間の流れのおかげで変化をもたらしている。初めから大人の場合は白髪になってしわが増える他に大きく変わることはないが、子どもたちは成長し、言葉遣いや考えも変わっていく。

自分の息子、もしくは娘も例外ではない。子供を連れ回し、様々な人や自分の仕事姿を見せている最中、甘えてきたら何度でも頬ずりしている最中、「本当にこれでいいのだろうか」「可愛いけど甘やかしすぎかな」など本気で悩む。そして来ると分かっていた反抗期に落ち込み、その後の成長した姿に感動する。この体験が味わえるのは本作ならではだろう。

一年目までに結婚する必要があるため、恋愛要素は忙しなく感じた。性別関係なく恋愛結婚可能かつ、イベント条件がやや厳しいこともあって全員の恋愛イベントを回収するのは、攻略を見ないと難しい。

住人イベントもオリジナル版から70種類増えたということで、似たようなパターンのもあるが充実している。ただ、恋愛イベント同様、何時から何時までの間にこのキャラがいる時にここに行くなどの条件が厳しく、意識しないと見落としがち。

住人たちは何か問題を抱えていても、根本的に解決するわけではないし、町の高齢化はどんどん進むし一種の閉塞感すら感じるが、この独特の寂しさは癖になる。

近年の作品と比べるとセリフ数は少ない。しかし場所と時期ごとに変化する会話は何回も話しかけないと聴けないものもあり、終盤で初めて聞いたセリフもあった。やることがなくなってきた最後の方は、イベントが増えたりして飽きさせないつくり。

子どもの成長とパートナーとの関係が光る家族のイベントも魅力の一つ。特にタカクラさんの扱いが良かった。家族にタカクラさんも入っていることに感謝しかない。

季節イベントは4種類のみで若干物足りなさもあるが、花火と聖夜祭は年月の積み重ねによる変化があって良い。住人との交流・家族と過ごす日々、そうして迎えたエンディングはグッと胸に来るものがある。

 

他にもこれらの良い所を邪魔しないロードの速さと少なさ、カクツキもほとんどない。立ち絵こそないものの、キャラモデリングが可愛らしく表情もはっきりと分かる。作物の成長過程も見ていて楽しい。

 

気になったところとしては、後半少し暇になってしまう点。いつもの牧物のつもりで効率を重視すると暇になりやすいかもしれない。

細かいところだと、餌置き場に動物が重なっていると入れづらい点。狭い屋内だと扉を調べようとして、キャラに話しかけてしまうことが多発する点。腕組んだり、腰に手を当てたりポーズをしているとプレゼントを受け取ってくれない点。少し説明不足な点。くらいである。基本的に快適なゲームプレイだった。

 

 

のんびり&図鑑埋めプレイで100時間ほどの大ボリューム。牧場生活を通して、一人の人生を体験出来る、まさしく「牧場物語」だと思わせてくれるゲーム。オリジナルの魅力を今に向けて鮮やかに色を付け加えたゲームでした。

27年ぶりのリメイクに2D完全新作、マリオの勢いが凄い!!『Nintendo Direct 2023.6.21』感想

Nintendo Direct 2023.6.21』が公開!!!!

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6月はニンダイないかもとしょぼくれていたので助かった。そしてとにかくマリオの勢いが凄かったな。

少し遅くなってしまいましたが、今回も自分が気になったものを中心に、ニンダイを振り返っていきます!!!!

 

 

御伽活劇 豆狸のバケル ~オラクル祭太郎の祭難!!~』 2023年冬

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やったことのない自分でも分かる、ゴエモンだこれ!? 販売・開発は『毛糸のカービィ』や『ヨッシーウールワールド』でお馴染みのグッドフィール。元『がんばれゴエモン』のスタッフが立ち上げた会社らしく、漂うゴエモン感にも納得。明るい雰囲気で、普通にアクションゲームとして面白そう。

 

帰ってきた 名探偵ピカチュウ』 10月6日

映画も好評だった『名探偵ピカチュウ』の新作。前作は3DSだったのが今回Switchになったことで、グラフィックがパワーアップしている。声が変わってもおっさんピカチュウの可愛さは変わらず。

 

スーパーマリオRPG』 11月17日

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当時の任天堂スクウェアのコラボで制作された『スーパーマリオRPG』のリメイクがついに来た! 長年待ち望まれていたこともあって発表時の盛り上がりが凄まじかった。きわどいネタもしっかり入っているのか気になる。3Dになっても雰囲気を壊すことなく作られていて良いね。音楽も下村陽子さん本人がアレンジしているとのこと。

 

ピーチ姫が主役の完全新作 2024年

映画でも大活躍のピーチが主人公の完全新作。過去にDSでスーパープリンセスピーチがあったが、映像をみるかぎりアドベンチャー要素が強めなのかなと推測。舞台がテーマなのか、背景が舞台のセットっぽさがある。

 

FREDERICA(フレデリカ)』 9月28日

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今回のニンダイで一番気になったタイトル。ローグライトなアクションRPG。好きそうだなと思って映像を観ていたらウシさん(牧場物語の牛)は出てくるわ、ルーンファクトリーと繋がりがあることが明かされるわ、の連続で驚いた。買うしかない。この前のマーベラスのショーケースでは一切発表なかったのに、まだ隠し持っていたとは。

 

Fae Farm(フェイ ファーム)』 2023年冬

魔法×スローライフゲーム。スローライフゲームのポイントをしっかり押さえつつも、魔法の要素で一味違った農業やバトルが楽しめそう。家具の配置でステータス強化は家を充実させたくなる。

 

Headbangers Rhythm Royale』 10月31日

リズムゲームバトロワを組み合わせた鳩ゲー。首を長めにデフォルメされた鳩(?)のインパクトが強い。ピアノの鍵盤になる鳩に宇宙船の鳩と中々にシュール。

 

ドラゴンクエストモンスターズ3 魔族の王子とエルフの旅』 2023年12月1日

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モンスターズの正統続編。今回の主人公はピサロとのことだが、4のことを考えるとバットエンド直行コースしか思い浮かばないが大丈夫なのだろうか。でもちらっと勇者の姿があったし「もう一つの可能性」ということで予想通りの展開にはならないだろうな。割と前から開発していることは明かされていたけれど、こうしていざ発表されると意外と早く感じる。

 

ピクミン4』 7月21日

発売が迫ったピクミン4の続報。地下や夜の探索、ヒカリピクミンオリマーみたいなキャラとのダンドリバトルなど。夜の探索は原生生物からヒカリヅカを守るタワーディフェンス的な要素があるらしい。家の中も探索出来るのが面白そう。体験版は6月29日に配信された。

今回の発表に合わせて『ピクミン1+2』(単品での購入も可能)がダイレクト終了後に配信された。4が発売されたらピクミン全作品がSwitchで遊べてしまう。

 

STAR OCEAN THE SECOND STORY R』 11月2日

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PSの名作RPGがドットと3Dを掛け合わせた、HD2Dとはまた違う表現でのリメイクで登場。システム面でもバトルにて、相手を気絶させるBREAKや追撃などが追加された。リメイクということを抜きにしても内容が面白そうで気になる。

 

超おどる メイド イン ワリオ』 11月3日

Wiiの『おどるメイドインワリオ』を踏襲した内容。ジョイコン2本持ちのアクションで協力や対戦も出来る。前作の『おすそわける メイドインワリオ』が変わり種だったこともあって正統派な印象を受ける。

 

スーパーマリオブラザーズ ワンダー』 10月20日

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マリオの発表は終わったかと思わせておいてのこれ。不意打ちが過ぎる。オーソドックスな2Dマリオ……ではなく、花が喋ったりマリオが象になったり「ワンダーフラワー」を取るとステージが大きく変化したりと、かなり攻めた内容。ツッコミを入れながら遊ぶの絶対楽しいだろうな。個人的にはデイジー参戦が超嬉しい。

 

 

他にも、基本プレイ無料のオンラインスローライフ『Palia』、『ルイージマンション2』のリマスター、収録コンテンツが豪華な『METAL GEAR SOLID: MASTER COLLECTION Vol.1』、江戸が舞台なのにジャンヌオルタがいる『Fate/サムライレムナント』の続報、7月15日に公開される「ファミコン40周年記念サイト」などなど。

 

大大大ヒットの映画マリオに対して、ゲームもいいぞと言わんばかりのラインナップ。ワリオとマリラビ・マリカーDLCも含めて7つもマリオ関連の発表があった。凄すぎる。今回のニンダイで下半期のゲームスケジュールが一気に埋まったね。

バケルとフレデリカは買うかな。フレデリカは特典も欲しいので予約します。名探偵ピカチュウ、マリオRPG、ピーチ姫の新作、モンスターズ3、スターオーシャン2Rも余裕があれば。今回も大満足のニンダイでした!

『INDIE Live Expo 2023』の個人的に気になったタイトル

5月20日~21日の2日間に渡って放送された、インディーゲームを紹介する番組『INDIE Live Expo 2023』。

1日目のメイン放送で紹介された、300本以上のインディーゲームの中から、特に自分が気になったタイトルをピックアップしていきます。絞り切るの本当に大変だった……!!

 

www.youtube.com

インディーライブエキスポ 2023 (メイン放送) - YouTube

 

 

『ファミレスを享受せよ』

少し前にTwitterとかで話題になっていた、永遠のファミレス「ムーンパレス」が舞台のポイント&クリックADV。黄色と青の統一感のあるグラフィックが特徴。

現在、itch.ioとふりーむ!にて無料公開中だが、追加要素のあるNintendo Switch/PC(Steam)版が今年7月に出るとのこと。

公式サイト:ファミレスを享受せよ

ゲーム制作サークル:月刊湿地帯

 

『電車づくりのポポ』

公開された映像以外ほとんど情報がないため、詳しいゲーム内容は分からない。多分ADVかな? 温かみのあるイラストと「旅をしようヒーローにはなれないけれど」というキャッチフレーズに惹かれる。

公式TwitterCow’s Step Games (@cowsstepgames) / Twitter

 

『Cornucopia』

2.5Dの牧場スローライフゲーム。この手のゲームは大抵3Dか見下ろし視点だから新鮮だ。農業・牧場・住人との交流以外にも、動物が素材集めやバトルに協力してくれたり、様々なミニゲームなど要素が盛りだくさんとのことで、やり込みがいがありそう。

Steamで8月1日リリース予定。

Steam:Cornucopia on Steam

 

www.youtube.com

 

 

『午前五時にピアノを弾く』

雰囲気たっぷりの短編テキストADV。選択肢を選ぶことによって変動する4つのパラメーターを管理し、物語を進めるゲーム。マルチエンディングということで、狂気のパラメーターがどう物語に関わってくるのか気になる。

Steamにて無料配信中。

公式サイト:午前五時にピアノを弾く

 

www.youtube.com

 

 

『Paw Paw Destiny』

動物と心ある人間たちを救出し、悪人を地獄に落としまくるコズミックホラーコメディ。まず設定が面白い。操作キャラは犬だけでなく、猫など自由にカスタマイズ出来るらしい。

Steam:Paw Paw Destiny on Steam

 

『七星探偵倶楽部~黄金虫たちの帰巣~』

ファミコン探偵倶楽部を思い出させる推理ADVゲーム。
探偵俱楽部に所属する主人公は、同級生の兄探しを手伝った際に殺人事件に巻き込まれてしまう。事件の調査は、やがて10年前の銀行強盗事件に繋がっていき……という内容。レトロな雰囲気ながらキャラデザは親しみやすいし、作り込まれていそう。

リリース中でPCで遊べる。

公式サイト:「七星探偵倶楽部~黄金虫たちの帰巣~」

 

『FAKE HEART』

孫娘と暮らす童話作家が主人公のビジュアルノベル。悲しみと思い出を描いた内容らしく、モノクロのグラフィックやピアノ中心のBGMが印象的。タイトルの意味も気になる。

2023年Steamでリリース予定。早期アクセス版が日本語に対応している。

Steam:FAKE HEART on Steam

 

『Recolit』

以前ヨカゼナイトでも紹介されていたゲーム。可愛らしいドット絵で表現された、明かりを頼りに進むちょっとふしぎな謎解きADV。町の人たちの気持ちに寄り添うことで、物語が進行することから、温かみのあるストーリーが期待できそう。

体験版配信中。

公式サイト:Recolit

 

www.youtube.com

 

 

『W.T.』

色の無い空間を、豊富な種類の数学パズルを解いて脱出する一人称視点ゲーム。不思議な迷宮とそんな迷宮を1人彷徨う主人公の、謎の多い物語にも注目したい。

Steam:W.T. on Steam

 

『Ducky's Delivery Service』

可愛いアヒルの横スクロール配達アクション。ステージクリア形式で20ステージ収録されている。常にプロペラで空を飛んでいるし、時間制限っぽい表示があることから、難易度がどのくらいなのか気になるが、時間制限なしのモードもあるようだ。

7月配信予定。

Steam:Ducky's Delivery Service on Steam

 

『完璧な一日』

中国の小学生を主人公に、繰り返される1999年最後の一日を好きなように過ごす、という内容のゲーム。交錯する4つのメインストーリーの他に、サブストーリーも用意され、様々な物語が体験出来るとのこと。絵本や国語の教科書に載っていそうな絵柄で、イラストの作り込みが凄い。

日本語対応の体験版がSteamで配信中。各プラットフォームでも配信予定。

Steam:A Perfect Day on Steam

 

www.youtube.com

 

 

『収穫島』

美しいドット絵の、一見よくある2Dのスローライフゲームのようだが、ホラー要素があるということで、一筋縄ではいかないゲームの模様。探索やストーリーがメインで牧場要素はあくまでサブ的なものらしい。島の神々への捧げものや謎の廃墟など、どことなく不穏。

Steam:Harvest Island on Steam

 

『漢字インダストリー』

漢字とパズルを組み合わせたゲームは度々見かけるものの、こちらは漢字と自動化シミュレーションを組み合わせたゲーム。漢字という普段使っているものだから取っつきやすいし、面白そう。

2023年リリース予定。体験版配信中。

Steam:Kanji Industry on Steam

 

『Life is not Auto』

初めて説明を聴いたときは、一体なんのこっちゃと思った。つまり基本はリズムに合わせて心臓などの内臓を操作するのだが、流れてくるオブジェクトにも反応しないといけない、反射神経が問われるゲームでもあるそうだ。忙しそう。女の子が可愛いけど、ミスすると容赦なく死ぬ。

2023年リリース予定。

Steam:Life is not Auto on Steam

 

『Loddlenaut』

ウーパールーパーのような生命体(=ルードル)の世話をしながら、汚染された異世界の海洋惑星を綺麗にするゲーム。明るく可愛らしい世界観のオープンワールドで、探索も楽しそう。主人公に付いてくるルードルが可愛い。

今年9月にSteam/itch.ioにてリリース予定。将来的にSwitch版も検討しているとのこと。

公式サイト:Loddlenaut

 

www.youtube.com

 

 

『空と無垢の6機』

デッキを構築しながら、6人の少年少女をパイロットとして育成していくシミュレーションADV。3つの国ごとのモードに分かれ、それぞれ異なるシナリオと遊び方が可能。優しい雰囲気のイラストも特徴的。

2023年リリース予定。

Steam:空と無垢の6機 on Steam

 

『VIDEOVERSE』

架空のビデオゲーム時代の、ソーシャルネットワークがテーマのゲーム。単色でレトロなSNS画面やピクトチャットっぽいシーンに惹かれる。WiiU3DSで展開されていた『Miiverse』に影響を受けているそう。

2023年リリース予定。

Steam:VIDEOVERSE on Steam

 

www.youtube.com

 

 

『Tokyo Pinball』

ドット絵のハイスピードな王道ピンボールゲーム。ノリノリなBGMも良い。初心者でも遊びやすいよう自動スローモーションや台揺らしなどの機能を搭載している。

itch.io/BOOTHで配信中。Steamは近日配信予定。

公式サイト:Tokyo Pinball | 集英社ゲームクリエイターズCAMP

 

『マイダイコン Daikon Simulator』

ダイコンの一生を体験するゲーム。ジャンルはソーシャルシミュレーション。他のダイコンと友達になったり、ペット(ダイコン)を飼ったり、大根社会を生きていくことで個性が形成されていく。ダイコンとは何か考えさせられそうなゲームである。

Steamでは配信中で、各コンソール版は開発中。

Steam:Minabo - A walk through life on Steam

 

『LoveSoTea 紅茶狂詩曲』

余命数か月の青年と、どうしても紅茶を振舞いたい男子高校生の、紅茶を通した緩やかな交流を描いたゲーム。自分含め、こういう何とも言えない関係性が好きな人に刺さりそう。アートワークもオシャレな感じで良い。同作者の前作『春と修羅』のキャラクターも登場するらしい。

2024年リリース予定。

Steam:LoveSoTea on Steam

 

www.youtube.com

 

 

『ミスター・クーのいろいろ』

体がバラバラになってしまった「ミスター・クー」のポイント&クリックADV。手描きカートゥーンアニメーションがユニークで色々調べたくなる。ちょっと不条理な世界観も魅力的。

Steam/Switch/PS4・PS5にて9月8日配信予定。

Steam:The Many Pieces of Mr. Coo on Steam

 

www.youtube.com

 

 

以上。個人的な好みもあって雰囲気の良いアドベンチャーばかりチョイスしてしまったが、紹介しきれなかったタイトルも含め、面白そうなゲームが盛りだくさんだった。次回のINDIE Live Expoも楽しみ。

ゲームの近況報告 2023/5/14

前回の近況報告から2ヶ月経ってしまった。前回同様、最近遊んだゲームやチェックしたゲームの話題を中心に話していきます。

 

最近遊んだ・今遊んでいるゲーム

牧場物語Welcome!! ワンダフルライフ

5年目冬まで。すっごくのんびり遊んでいる。ほとんどやることが終わってしまい、ちょっとダレてきてしまったが、この子育てが一段落して暇を持て余しているような感じが味わい深くて、これはこれでいいなと思っている。反抗期だった息子が成長し、牧場を手伝ってくれるようになった時はちょっと感慨深かった。あと魚を釣る時にボタン連打しなくてもいいことに今更気づいた。

 

ピクロス

3DSで駆け込みDLした『ポケモンピクロス』と『ピクトロジカFF』。どちらも基本無料の課金要素があるゲームだが、3DSのeショップが終了したため、もう課金は出来ない。FFの方が制限がステージ解放の時間待ちのみで遊びやすくて好み。ただキャラのレベルアップがまとめて出来ない所が、少しめんどくさい。

この2作でピクロス欲が刺激されて、最近はスマホピクロス系アプリをチマチマ遊んでいる。

 

・MINDHACK

アーリーアクセス版がリリースされたのでプレイ。タイピング速度に応じてキャラにまつわる資料が解放されるのだけど、タイピング苦手な自分にとっては結構シビアに感じた。必死にキーボード打ち込んでいる内にタイピングが少し速くなった気がする(こういう人に向けに救済要素もあります)。内容に関してはマジで良かった。良すぎてちょっと泣いた。

マインドハックは身体にいいなあ!!

 

 

最近購入したけど手をつけていないゲーム

探偵・癸生川凌介事件譚シリーズ(vol.1~4、8~10)

パラノマサイトクリア後、癸生川シリーズもやってみたくなった。もともと安いのだが丁度セール中だったためまとめて購入。

 

6月の気になるゲーム

6/1 世界樹の迷宮I・II・III HD REMASTER

(6/22 FINAL FANTASY XVI  )

6/29 ピコンティア 

6/30 ゴースト トリック 

 

世界樹の迷宮ゴーストトリック、ピコンティアは買うと思う。世界樹シリーズは5だけ持っているけど、中盤で止まっている。発売前にクリアしようかな。ピコンティアは初発表時からスイッチ版をずっと待っていて、発売されるだけで嬉しい。

ゼルダはブレワイを積んでいることから、今回は見送ることにしました。FF16もやってみたいけど余裕がなさそう。

 

その他ゲーム関連の話

ダイの大冒険魂の絆 サービス終了

アニメ最終話から半年後にサービス終了となった。ランゲーム要素と回避やスキルを活用して戦うバトルシステムが結構好き。全体的に遊びやすかったため、ダイ大抜きにしても楽しんだスマホゲー。フレイザードが仲間になるイベントが、キャラを壊すことなく新たな一面が見られてとても良かったな。ダイ大のゲームといえば、『インフィニティストラッシュ』が今年秋に控えているけど、どうなるんだろう。

 

・ヨカゼナイト

初手マインドハックで驚いた。相変わらずヨカゼナイト自体が一つの作品のようで良い。前回のヨカゼナイトで紹介したものも多かったが満足感がある。

ヨカゼナイト Yokaze Night 2023.04.06 - YouTube

 

・じもチューブ(G-MODEアーカイブス3周年記念生放送)

G-MODEが、かつてガラケーで配信されていたゲームを復活させるプロジェクト「G-MODEアーカイブス」の3周年をお祝いする記念生放送。タイトルの発表とその体験プレイ、キャンペーン紹介が主。ガラケーのゲームはプレイしてこなかったため、知らなかったタイトルが多い。ハチDによる石山さん(パラノマや癸生川シリーズの人)のハイテンションメッセージの読み上げは必聴。

探偵・癸生川凌介事件譚のサントラや、同シリーズ『あねの壁』の配信開始のお知らせ、『泣かない依頼人』の発表、新シリーズとして『サイコミステリー・シリーズ Vol.1「THREE -三つの記憶-」』と『藤堂龍之介探偵日記 Vol.1「琥珀色の遺言~西洋骨牌連続殺人事件~」』も配信決定した。ADVゲーム方面に豪華なラインナップ。

今後のG-MODEアーカイブスの益々の盛り上がりを期待させる生放送だった。OUもハチャメチャに楽しみ。近いうちに積んでいるタイトルを遊ぶ予定。

じもチューブ第4回(4/16放送) - YouTube

 

・Indie World

2018年から待っていた『ミネコのナイトマーケット』の発売日が決定したのが嬉しい。他にも、濃いRPG体験が出来そうな『sea of stares』、ビジュアルも世界観も独特な『恐怖の世界』、システムが尖りすぎている『The Longing』、アートワークが素敵な『Have a Nice Death』(タイトルのセンスも好き)、ローラースケートで街を駆け巡るのが楽しそうな『Bomb Rush Cyberfunk』などなど注目作が目白押し。

Indie World 2023.4.20 - YouTube

 

・FLYHIGH EXPRESS

1年数ヶ月ぶりのフライハイエクスプレス。さっきも書いたけどピコンティアのスイッチ版配信日決定が超嬉しいね。文字遊戯は言語自体がシステム面で超重要だから、ローカライズ本当に大変そうだ。遊べるのは先になりそうだけど、とりあえずウィッシュリストに入れといた。

FLYHIGH EXPRESS 2023.04 - YouTube

 

ゲームに関する番組(特にインディーの)が多く公開された2か月だったな。今月20、21日にもインディーライブエキスポがあるし。それにしても気になるゲームに対して時間が圧倒的に足りない。

 

以上です。ワンライをクリアしたら短編ゲームをいくつか遊びたい。

全ての要素が上質な群像ホラーミステリーADV『パラノマサイト FILE23 本所七不思議』レビュー

『パラノマサイト FILE23 本所七不思議』

ジャンル:ホラーミステリーADV
発売日:2023/03/09
発売元:スクウェア・エニックス
開発元:ジー
対応ハード:Nintendo Switch / Steam / iOS / Android
価格:1980円(税込)(iOS / Androidは1900円)

パラノマサイト FILE 23 本所七不思議 公式サイト | SQUARE ENIX

 

 

スクールガールストライカーズ」の石山貴也さんと小林元さんがそれぞれディレクター・シナリオ、キャラデザ担当している、完全新規ADV。

クリアした感想としては、程よいボリュームと各要素がバランス良くまとまっていて、ホラー要素のある群像ミステリーとして大変良かった!! テキスト・演出・キャラクター・BGMなど全体的なセンスもバッチリ。

ネタバレには気を使っていますが、ちょっとでも気になっているなら何も見ずに買った方がいいです。もう少し背中を押してほしい人、クリアして他人のレビューが見たいんだよって人はそのまま。機種はSwitch版。それではレビューいきます。(序盤の内容、キャラクター、一部途中の謎解き要素などの話に触れています)

 

 

舞台は昭和後期の墨田区。ごく普通の会社員の興家彰吾が、数か月前に出会った不思議大好き女子、福永葉子に誘われ「本所七不思議」に隠された「蘇りの秘術」探しに協力することに……という始まり。謎の人物案内人に導かれ、複数主人公視点で物語を追体験する。

この「本所七不思議」とは実際に墨田区に伝わる「本所七不思議」が元ネタ。こういう実在するものとか出てくるとワクワクするね。

 

基本的なシステムは、ポイント&クリック。そこに選択肢と謎解き、呪殺バトルが合間にある感じ。それこそ「パノラマ」のように360度辺りを見渡し、気になるところを調べることが出来るのも特徴の一つ。

パノラマシステムの、確実に何か後ろにいるのに、自分から振り返らなきゃいけないっていうのがめっちゃ怖い。怖くない場面でも、周りをよく見ると誰かいるな……っていう気付きもある。

 

謎解きなどギミックは、視線移動で物陰に隠れるなどのシステムの利用や、資料にヒントがあるもの、簡単なものからちょっと頭を使うものまで。難しすぎないバランスで良い。一部ギミックが分かりづらいけどヒントがあるし、知識とかは必要なく全部ゲーム内で解決できる。資料のテキストも作り込まれているから、謎解きに関係なくてもぜひ読んで欲しい。

また、選択肢や行動を間違えてもやり直しが楽で、セーブを分けなくても全エンディングが回収可能という親切な作り。ただ、謎解きを間違えてもペナルティはないが、間違えた回数はちゃんと数えられているぞ。

 

呪いの力を得た者たちの、蘇りの秘術を巡る呪い合いが描かれる本作。ストーリーを進めると、他の呪いの力を持った人と対峙することも。立ちはだかる人たちは条件を満たしたらZLで呪殺が可能だ。さあ、呪い殺せ!! 

うかうかしていると、こっちがやられることもあるから注意。相手の発動条件が分からない状態で、どうやってこちらの条件を踏ませるか、駆け引きが能力バトルそのものでハラハラする。

この呪いバトル、設定上はとんでもなく強力な呪いでも、対処方法が分かった瞬間、かませ犬になるやつもいるのが面白ポイント。

 

個人的にこのゲームの、めちゃくちゃ推したいポイントが演出や立ち絵の見せ方。

カメラワークで目元や口元をアップにしたり、反対に縮小して遠くに立たせたりと、演出の工夫で、多い差分がそれ以上に多く見える。これによってシーンの臨場感もたっぷりでより没入できた。

立ち絵の差分の中でも、唇を突き出す表情が印象的だったな。他にも口の動き、眉や目線の変化や瞬きでキャラの感情が細かく見て取れるし、存在感がぐっと増している。マダムの表情差分は危ない魅力がある。

立ち絵を反転させた時に、髪飾りやホクロの位置が逆になっているのに違和感がほぼないのも凄い。パノラマシステムなのに2Dのキャラが変に浮き出た感じになっていないのも良くできている。

 

キャラクターも魅力的。基本的に2人組で行動するのだけど、どのコンビも個性的で会話が面白い。

最初の主人公興家彰吾と福永葉子、作中屈指の萌えキャラ津詰徹夫と襟尾純の刑事コンビ。陰のあるマダム志岐間春恵と〈プロタン〉こと私立探偵の櫂利飛太。陽気な江戸っ子逆崎約子と陰気な霊感少女、黒鈴ミヲの女子高生コンビ等々。キャラが濃い!!

これらのコンビ中心にゲームが進行していく。

個性的なキャラたちの会話は軽快で、とにかく見ていて心地よい。特に刑事コンビはずっと漫才をしているかのような会話が繰り広げられる。

ポジティブ若手刑事襟尾のボケに、渋いベテラン警部津詰のやたらノリのいいツッコミは、いい意味で昭和らしさがなくスラスラと読めて楽しい。この二人が出てくると漫才のおかげで、あまり怖くなくなるからありがたい。あまりにも「それ」っぽい捜索パートの曲も必聴。

テキスト表示の間も非常にこだわりを感じる。加えてテキストは所々半角スペースが空けられているのも、読みやすさに一役買っていると思う。

キャラのやりとりの面白さだけでなく、複数主人公のそれぞれの謎も繋がっていって、ミステリーとしても惹きこまれた。

 

収集要素のなめどり(なめ猫のパロディ)も程よい難易度で面白かった。鳥がリアル調なのも非常に良い。デザインも名前もセンスが良い。何よりかわいい。商品化希望です。

 

 

気になった点は、コントローラーの場合十字キーでも選択できるけど、カーソルでの選択がスムーズにいかないことかな。

既読箇所のスキップ・早送りができないのも気になった。ある程度シーンごとに分けられて、ストーリーチャートから戻れるのだけど、差分回収や詰まった時はちょっと大変。倍速オートとキャンセル連打で対応しよう。*1

 

様々な要素がある本作だけど、ホラー、謎解き、呪殺バトルメインで求めている人はちょっと物足りないかも。(ゲームをより魅力的にする要素としては十分。あくまでメインじゃないだけ)ミステリーを求めている人にはピッタリ。怖いのは主に最初の方で、進むにつれミステリー要素が大きくなっていく。胸糞が悪くなるような事件や犯罪の話も出てくるから、苦手な人は注意だ。

序盤にあるビックリ要素も人を選ぶと思う。全然怖くないのにビックリさせてくる場面もある。(これも序盤)

 

 

クリアは10時間以上。公式は早い人なら5~6時間でクリアできるって言っていたけど、初見では難しいと思う。

ADVとして要素モリモリで、一つ一つが上質だから濃い体験が出来た。ADV好きにもADV初心者にも大手を振っておすすめできる作品。それに定価2000円以下と常時安い。この満足感でこの価格は安すぎる。本当におすすめです。

作中の事件の真相は本編でしっかり明かされるけれども、タイトルのFILE23といい、キャラクターといい、まだ何かあるような匂いを漂わせている本作。今後の展開にも大注目。

*1:アップデートで早送り機能追加されました!